カウンセリングマナーは、ネイチャリストの独特の概念です。
カウンセリングもマナーも 区別がない 境界線が難しいと考えます。
ここでいうマナーとは、相手を不安にさせない、安心感を持っていただく、そのための思いやりに近いものです。 相手を「温かく受け入れている」「敬意を持っている」ということを表情と言葉と動作で表現する、相手に対するリスペクトです。
心も体も‟ゆだね“ていただくためにネイチャリストに必要不可欠なマインドなのです。
カウンセリングは、相手の心、身体、 状況、状態、思いを、訴えを、聞き取る傾聴であり、言葉にならない心の奥の思いを汲み取ることを指します。

セラピーが行われる場面でのカウンセリングは、通常の心のカウンセリングとは異なりクライアントは心の問題を相談に来ません。 しかしストレスを軽減し心身のケアに来られます。
心と体は一対なので 心の不調は体に出ます、 体の不調は心を病みます。
セラピーでは 体と心の 両方からクライアントの状況を把握し、共感を示し、精神的にも肉体的にも軽減させることが求められます。
安心してお話をしていただくためにも、まずは第一印象、顧客心理、と心理学の理解と接遇の力が必要です
第一印象、ノンバーバルコミュニケーション、 深層心理、そのために必要な服装、立ち振る舞い、所作、物の扱い、などの心理的、マナー的な力が必要になります。
感覚で、この人は大丈夫と安心していただけて、ようやく思いや訴えを聞かせていただくことができます。 ここからバーバルコミュニケーションでの力が必要になります。それによって アセスメントを行いケアプランを立てていきます。
3つの心理
こんな背景から大きく3つに分けて心理を取り入れました。
- 人が社会に関わるときの心として
- そもそも根底にある心
- 先天的、後天的な心と頭、身体のメカニズムとして
・人が社会に関わるときの心として ⇒ 顧客心理×社会心理学
・そもそも心の根底にある ⇒ 深層心理学×人間心理学
・先天的、後天的な心と頭、身体のメカニズム ⇒ セフカウンセリング×マインドフルネス脳科学
この3つの心理を接遇マナー、立ち振る舞い所作に乗せたコミュニケーションの力を養うことで、心身ともにゆだねて頂き、適切なケアプランを立てる事が出来ます。
それでようやく、心身の不調を改善させる働きかけるため実際の施術が行えます。
セラピーを行うのに、このカウンセリングマナーが必要不可欠で、この様なセラピーを行うことを大切に思っているのが日本のネイチャリストになります。