施術は、現実に身体に不具合が出ている部分に
触れる(スキンシップ)ことにより働きかけます。
スキンシップは、生まれて初めて母から愛を受け取り、
自分を感じ、幸せを知る、大切なツールです。
施術を行う事は、スキンシップによる愛を感じる
受け皿の感度を取り戻すお手伝いになります。
それは心に触れるに等しいことです。
ですから不用意に踏み込まず、
慎重に心の距離感を保つことが相手を大切にする思いやりです。
其の為にも 心の勉強、コミュニネーション力、もてなしの心得が必要です。
顧客心理やコミュニケーションタイプ、
深層心理、第一印象、案内、接遇、
ふるまい、よそおい、しつらい
所作、ものの扱い...
そのうえで解剖学や生理学を学び
ようやく技術の取得となります。
施術を学ぶのに、とかく技術のみを得ようとする事が多いように感じます。
施術を行う相手は、心のある ‟人” であることを思えば
施術を行うは、技術のみ成らず!ということが
頷けると思います♧